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なぜ「まるやま歯科」なのか?ー医院名についてー①

当医院の名称は「袖ケ浦駅前まるやま歯科こども歯科」と言います。

歯科医院の平均よりは少し長い名前かもしれません。

実際開院準備に当たり、色んな書類に名前を書くとき、結構大変です。

そうなる事は分かっていたのですが、自分が歯科医院をはじめるに当たって、色々考えた結果、どのフレーズも省くことが出来ませんでした。

歯科医院をはじめるにあたり、様々な土地を巡ったのは「ごあいさつ」という記事でもお話した通りです。

結局地元を選ばず、7年間過ごした内に愛着の湧いたかずさの土地に、袖ケ浦にあえて開院する。この思いを残しておきたかったので地名を頭に置きました。

歯科医院の名前の付け方には色々な作戦があり、その中に「院長名を入れない」というものがあります。
院長名を入れずに、なにか頭に残りやすい単語を入れると、皆様に覚えてもらいやすくて、あだ名のように呼んでもらいやすくて最高です。

院長名を入れてしまうと、そうでない歯科医師が患者さんと接した時に「あなた院長じゃないのね(院長に代わりなさい)」と御指摘を受ける事があり、その歯科医師は中々信頼を得る事が難しくなてしまい、診療に支障をきたす事が有るためです。
いわゆる「属人性がある」という事です。

これはゆくゆく働く仲間が増える時に、「まるやま」以外の人を採用した際に直面する問題です。まさか「まるやま」だけを採用しつづける、「まるやま」だけの歯科医院を作る、なんてことは出来ません。(そんなことが出来たら、少し面白いかもしれませんが)

「袖ケ浦駅前まるやま歯科こども歯科」が皆さんの支持を受ける事が出来たら、必ず直面する問題と言えます。

なのに。それなのに。
それでも、私は自分の名前である「まるやま」を医院に付ける事にしてしまいました。

自分で開く事にした医院です。患者さんを治療する事に関して、自分で責任を持ちたかったのです。

もちろん、医院は私だけでは動きません。歯科助手という職種の者に患者さんを気遣って貰いつつ、私の治療をアシストして貰い、歯科衛生士という職種の者に患者さんの口腔内を守り、新たな病気を予防する手伝いをしてもらいます。

ひょっとして後々は歯科医師の先生にもお越しいただいて、お手伝いをお願いするかもしれません。

スタッフの皆さんは、私が面談をさせて頂き、私の意志でお仕事をお願いする方々です。私の責任において患者さんに接して頂くパートナーです。

お越しになる患者さんには、例え出会ったスタッフの名札に「まるやま」と書かれていなくても、どうか安心して身を任せて頂ければ、と思います。

「袖ケ浦駅前まるやま歯科こども歯科」は新しく開院する歯科医院です。地元の皆さまにとっては新参で、最近はやりの大規模歯科医院とは違い、コンパクトな歯科医院です。

きっと、1日に100人も200人も見る事は難しいと思います。たくさん患者様がいらっしゃって下さるようになった時には、急な患者様は少しお待たせしてしまうかもしれません。

それでも。

私を選んで下さった、私の手の届く範囲の患者さんを、私の持てる精一杯の力で。

一緒に働いてくれるスタッフの皆と一丸となり、治療していきたい。

その様な気持ちで、敢えて医院に「まるやま」の4文字を入れる事にしました。

少し長くなってしまいました。
次回は、なぜ「こども歯科」とつけたのかについてお話出来ればと思います。

お時間有りましたら、目を通して頂けますと嬉しいです。

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