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保険診療と自由診療の違いについて

保険診療とはどんな治療?

虫歯や歯周病の治療にはほとんどの場合、
保険が適応されます。

健康保険証を歯科医院に提示することにより、基本的にどの歯科医院に行ったとしても、
同じ内容の治療を受けることができるのが保険診療です。
保険診療とは、歯科医院によって治療結果に大きな差が出ないよう使用できる器具や材料が定められています。
そのため、
患者様のご要望に対応できなかったり、審美的にきれいにしたいなどというご希望に対して材料を選ぶことが難しいケースが多くあります
保険診療は治療の具体的な手順や時間が決められており、決められた以外の治療をすることはできません。
なので最新の材料や、高精度の治療を選ぶことは保険診療の範囲内では選ぶことができません。

例えば、

歯石を取ってほしい、来院回数は1回で!

こちらは保険診療の範囲内では対応が難しいことになります。

保険診療の範囲内で 歯石を取る というのは、
【歯周病治療を行う一環として】であれば保険診療の範囲内で【歯石を取る治療】を
受けることができます。
ですが、1回の来院でお口の中全ての歯石を取ることは保険診療では認められていません。
全体の歯と顎の骨の位置が撮影できるパノラマレントゲンの撮影と歯周ポケットの検査を行い
歯周病があると診断を受けて、初めて歯周病治療を進めることができます。

レントゲン 袖ケ浦駅前まるやま歯科こども歯科

歯周ポケットの深さを調べる 歯周ポケットの深さと歯周病の進行のず

歯周病治療の基本治療を保険制度に基づいた方法と流れで行うと、
歯周病治療を正確に行い、お口の中にある歯周病を改善する為には、
最低でも来院回数が5回程度必要になることが多くあります
こちらの来院回数についても、お口の中の状況により変動します。
こういった理由により、国で定められたルールにより治療方法や治療回数を選ぶことができません。

保険診療で出来る治療には限界があります

なぜ保険診療と自由診療の治療がわかれているのでしょうか?
これは保険診療の治療の範囲内では限界があるからです。
歯科の保険診療の治療は下記の図のような位置づけとなります。
日本の歯科治療において保険診療では
生活に支障をきたさないための機能を回復する治療までしか行わないため、
最適な治療が受けられないことがあります。

内科や外科と違い、歯科の場合は必要最低限の治療しか保険で受けられない

自由診療とはどんな治療?

自由診療は、治療方法や材料に制限がないため
患者さまお一人おひとりに合わせた治療時間を設定し高精度の治療を受けることが出来たり、
被せ物の材質や色を選べるので、審美的に歯の見た目を白く美しい状態を長期的に保てるような材料を選択することができる治療です。
保険が適応されない治療の為、治療費は患者さまが全額自己負担することになります。
そのかわり、高精度の治療を受けることが出来れば歯を長期的に残すことが可能であったり、
見た目の美しさを重要視する治療や歯を悪くしないための予防といった患者さまの希望を叶える治療が可能です。

袖ケ浦駅前まるやま歯科こども歯科は
患者さま、お一人おひとりに合わせた治療計画について正確にお伝えし、情報提供を行う事を重視しております。
患者さまご自身が保険診療の治療や自由診療の治療を行うかどうかをご選択ください。

私たちは患者様に選ぶ権利がある事を知らないままに治療が進んでしまう事をよしとしません。

「こだわり抜いて歯を残す」「手間はかかっても、精度が良くて長持ちする」
そのような選択肢もある事を知っていただいた上で、患者様が納得、安心して治療を受けて頂けるようにご説明を行わせて頂きます。

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