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「治療の種類」の話

歯科医院での「治療」というと、皆さんどのような治療を思い浮かべるでしょうか?

むし歯治療、根の治療、歯ぐきの治療、親知らずを抜く、かぶせもの、歯並びの治療(矯正治療)、被せもの、入れ歯の治療、インプラント、審美歯科、ホワイトニング、無痛治療、レーザー、根管治療、歯周病治療、予防…

色々なキーワードが思い浮かぶと思います。今、私がサラッとインターネットを見ても、膨大な数のキーワードが出てきました。
この中には、呼び名だけ違って同じ治療の事を言っているものも含まれています。

このような具合で、歯科医院での治療と一口に言っても、本当に色々な種類があります。

治療の種類の分け方にも色々ありますが、こういった治療をものすごく大きく2つに分けるとするならば、「歯を失う前にする治療」と「歯を失ってしまってからする治療」に分かれると思います。

 

失う前にする治療としては

そもそもお口の中を悪くしないように取り組む「予防」
歯並びを整える「矯正治療」
むし歯が出来てしまった時の詰め物「修復治療」
むし歯が深く、歯の中に通う神経(=歯髄、しずい)に関わる治療「歯内療法」
歯を支える歯ぐき(歯肉しにく)やその下の骨(歯槽骨しそうこつ)を守る「歯周治療」
その中でも「修復治療」「歯内療法」「歯周治療」を合わせて、歯を失わないように守る事から「保存治療」と呼ぶこともあります。

 

失った後の治療としては

歯の失った部分を補う「補綴(ほてつ)治療」
補綴の中でも
歯を削って被せものを作って補う「クラウン、ブリッジ」
狭い範囲も、広い範囲も着脱可能な入れ歯を作って補う「義歯」
歯ぐきの下に広がる顎の骨に、人工の根を植えて被せものを被せる「インプラント」

等々・・・

 

1人の患者さんを拝見するにしても、どこかたった一つだけ悪くて、何か1種類の治療だけ行えばOK!というケースはむしろ稀です。

例えば、歯が痛い!といらっしゃった方も、歯だけではなく、歯ぐき(歯肉)にも問題があったり、既に歯が失われている部分があるために、そこをフォローしなくてはいけなかったり…

自然と、私達歯科医師は患者さんのお悩みに応えて続けているうちに、様々な分野の治療を行う事になります。(働く場所によっては、分業制のような形で一つの分野を専門として担当し続ける、という治療の行い方もありますが…)

そうすると、歯科医師も人間ですので、自然「あれもこれもやるけれど、得意なのは(あるいはより興味があるのは)この分野ですよ」というのが出てきます。

 

そんな中で私が特に親しみを感じた治療は、歯を残すための「保存治療」、中でも「歯内療法」である、というのは先日一番初めの「ごあいさつ」というブログ記事でお伝えした通りです。

ただ、色々な治療がある中で、どの治療が最も尊いとか、エライ!という事ではありません。

 

適切なタイミングで、適切な種類の治療を、適切に行う事が大事です。

 

世の中では良く「削らない治療」「抜かない治療」というキーワードが出て来たり、悲しい事に「削られた」「抜かれた」「入れ歯にされた」などというお声を伺う時もあります。

そりゃあ、削る必要が無い時、抜く必要が無い時は削らない抜かないが一番です。

でも、削らないと後々もっと大変な事になってしまう時もありますし、10年以上働いていて2、3回ではありますが、歯を抜かなかったがために命を脅かされるような状況になっている人を見た事もあります。
1本の歯を抜かなかったために、結果もっとたくさんの歯の寿命がガクンと減った人はたくさん見ました。

 

繰り返しますが、適切なタイミングで、適切な種類の治療を、適切に行う事が大事です。

もっと言うならば、そもそも治療の必要が無いまま(あるいは一度治療を終えたらずっとその治った状態のまま)過ごせれば、それが理想的です。
いわゆる「予防」ですね。

 

とはいえ患者さんが10人いれば、お口の中もそれぞれですから、必要な治療も色々です。

それだけに、歯科医師は一生勉強を続けるべき仕事だと思いますが、(諸先輩方を見ていると、本当にそう思います。)私もこれまで自分なりに色々な治療を経験したり、拝見させて頂きました。

こちらのブログでは、歯科治療で行われる様々な治療について私の経験の及ぶ範囲で触れていきたいと考えています。

写真は私が購入した専門書の中で、先日部屋を整理した時に集まった、比較的最近に読んだものです。
世の中には書籍とプリントの海に暮らしているような方もいますから、これが途切れず増えていくよう、学びを続けていきたいと思います。

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